規格の読み方

コメント(全11件)
6〓10件を表示
<<前 次>>
ttk ― 2007-11-08 01:09
「JIS2004は字体を規定しない」に嫌がらせと思える無意味なコメントが多数とのこと→
どんなだったっけ、と思って見ようとしたら、コメントスパムの嵐で読めなくなっていました。残念です。
もし可能でしたら、旧い記事へのコメントは凍結するなど対策していただけるとうれしいです。

「印刷業界は、例示字体と包摂規準を”基準視”してJIS規格を限定的に解釈運用」→
「印刷業界は、例示字体を“基準視”して、包摂規準の許容した揺らぎを無視してJIS規格を限定的に解釈運用している」
というべきでなないか、と思いました。だから、例示字体の変更が“混乱”になる。

「その時フォントデザイナーは各書体の伝統に則ってデザインするはず」→
実際に起こっていることはそうではないような。楷書体のフォントの食偏が康煕字典体風だったり。

「一部業界の自主規制」→
自主規制だという自覚があればまだいいのですが、「JISが暗黙に規制している」と勝手に一部業界が解釈しているのが現状。
かつみ ― 2007-11-08 19:12
私は業界外の者ですので「自主規制」という好意的推測をするに留めます。
どこかのblogだった掲示板だったか、楷書体のフォントなのに、なぜ康煕字典体風にデザインするのか?という問いに
「楷書体フォントではない、明朝活字体の楷書風フォントだ」と答えていた人がいたように覚えています。
モリサワ欧体楷書、リョービイマジクス松慶行書体のような例は今のところ少数派ですが、本格的に字体字形を研究する人が増えれば、状況は変わるとおもいます。

明朝体包摂規準の”基準視”、この呪縛からも解放されてこそ、明朝活字体のXX風フォントという奇妙な物が淘汰されるのだと信じます。
ttk ― 2007-11-10 01:37
示唆に富むコメントありがとうございます。「明朝活字体の楷書風」とは笑ってしまいました。明朝体包摂規準の”基準視”とおっしゃる意味も理解できました。
明朝体の特定デザインに固執し手段と目的を勘違いしているようなチマタで見受ける文字コード論には、貧しさを感じるとともに絶望感を覚えますが、「本格的に字体字形を研究する人が増えれば、状況は変わる」とおっしゃる明るい展望に深く同意します。
かつみ ― 2007-12-01 10:03
どんな反論があるのかと楽しみにしておりましたが、「黙殺」には失望しました。
小形克宏さんが代わりに反論してくださっても結構です。
「もじのなまえ」2004-11-05 の ttk さんとのやりとりをみていると、やのさんと同じような考えをお持ちのように思えます。
(「樋」の印刷文字はどんな書体であれ「一点しんにょうはペケ」というのですからもっと過激?)
ttk ― 2007-12-02 01:29
「黙殺」とは、私のことかしら?
「もじのなまえ」2004-11-05に書いたことは、「ogwataさんの仰るとおりに読み取ると」という相手の土俵で立てた論であり、本音では「書体が違えば字体が違うのは当然」という漢字の“常識”の方が正しいと思っています。それにこっちは「表外字体表」の扱いの話であり、JISとは話が別でしょう。また、やのさんには共感することもあるけれども、そうでないこともありますよ。
<<前 次>>

記事に戻る


記事を書く
powered by ASAHIネット